ストレス編

■ストレスが増加する時代
一時のブームから定着し、社会では「癒し」がより切実に求められているようです。心の安らぎを乱すストレスがそれだけ多いということなのでしょう。ここ10年だけでもストレスの要因は増え続けています。以前は満員電車、会社での人間関係、コンピュータ社会との軋轢などが主な要因でしたが、今ではインターネットウィルスの脅威、個人情報のセキュリティ管理、カード詐欺、子供を狙う犯罪、M&Aが常識なビジネス社会、食品の偽装問題、テロ事件の多発等と、普通に生活していても常に危険にさらされている状態で、精神的な安定を保つのが大変困難な時代になっています。老若男女、誰でも複数のストレスを抱えて生きていかなければならず、睡眠を充分にとり、スポーツ、音楽など趣味を充実させることはもちろん、食生活の改善やサプリメントで、ストレス対策をするのも大切なことと意識されはじめています。大豆ペプチドは、このストレス対策としても注目され、研究が進んでいるんですよ。では研究のことを少しお話ししましょう。


■ストレスを軽くする大豆ペプチド
計算をしたり、ノイズを聞かされたりすれば脳に負担がかかります。すると酸素化ヘモグロビンの濃度が上がることがわかっています。一方、音楽を聴いたり、ほどよい甘味を口にして心地良さを感じると、酸素化ヘモグロビン濃度は下がります。つまり、この濃度は脳に疲労を感じている時に高く、気分がいい時は低いという傾向にあります。ある研究で、大豆ペプチドを摂取していない人と摂取している人に同じ暗算や記憶の問題を解いてもらい、酸素化ヘモグロビン濃度を測ったところ、摂取していない人は濃度が上昇しますが、摂取している人は濃度が減少し上昇が抑えられることがわかりました。また、ストレスの程度をあらわすコルチゾール濃度を測ると、大豆ペプチドを摂取した人は摂取していない人よりも濃度が減少したため、大豆ペプチドを摂取することは、ストレスの低減に良い作用があることが報告されています。日中に大豆ペプチドを摂取することで、脳のストレスを緩和し、仕事や学習によるアタマの疲労を抑制し、ストレスを低減する働きがあることが大学の共同研究で報告されています。


■α2波ですっきり、リラックス
くつろいでいる時やリラックスしている時に、アルファ波といわれる脳波が出ることは知られていますね。そのアルファ波の中でも、ゆったりくつろいでいる時はアルファ1波、思考明瞭で頭がスッキリしたリラックス状態の時はアルファ2波が発生しています。研究結果では、大豆ペプチドを摂取すると、摂取時刻にかかわらずアルファ2波が増加し、アタマがスッキリした状態でリラックスした気持ちになりやすいことがわかっています。摂取時間による効果の違いをあげると、朝に摂取すると高まる身体機能や覚醒度をサポートし、夕方に摂取するとリラックス度を高め、疲労感を軽減するなどの傾向があります。また、大豆ペプチドには、何もしなければボーッとして覚醒度が低下してしまうような時でも、リラックス状態を高めながら、頭がスッキリとした高い覚醒度を保つ効果があるのではないかと考えられています。カラダだけでなく、キモチも支えてくれる大豆ペプチドのチカラをご紹介してきましたが、いかがでしたか。生活に取り入れてみたい!という方は、活用講座など他のコーナーもどうぞお読みになって、参考にしてくださいね。